英文契約書:仲裁と裁判管轄について(1)

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今回は、仕事でよく目にする英文契約に規定されている 仲裁と裁判管轄に関する知識を書いてみます。

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【仲裁と裁判管轄で共通している主な点】

・どちらも紛争解決の手段であり、公平中立な第三者に解決を委ねる点

・判断に強制執行力がある点


【仲裁と裁判管轄で異なる主な点】

・裁判は原則として公開。これに対し、仲裁は非公開

・手続きについて、裁判の場合、民事訴訟法に従って進められるので、硬直的。これに対し、仲裁の場合、仲裁法の規定があるものの、当事者や仲裁機関による裁量の余地が広く認められており、柔軟性がある。

・回数について、裁判の場合、上訴することで最長で三審まで。これに対し、仲裁の場合、一回限り。

・仲裁の対象にできるのは、当事者が任意に処分できる財産法上の権利や法律関係が原則。それ以外のたとえば離婚など身分法、懲罰的損害賠償、知的財産権の有効性、独禁法違反、株主総会決議取消などに関する紛争は、仲裁では解決できない。

仲裁のメリットのひとつは「非公開性」ですので、秘密保持契約やノウハウライセンス契約など、ノウハウ・秘密情報が紛争の焦点となりそうな案件では、「裁判管轄ではなく仲裁条項を追加」するようアドバイスしています。
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